例えば君が死んで
僕が残ったとして
世界は続くんだ
尻は痒くなるのだ
流れに身を任せる他に
生き方を選ぶすべが無い
信念と呼ぶにはまだ懐疑的
ではあるが
つまるに自分のことは自分と
その遺伝子が
自分となる
だから
ちょっとやそっとじゃ
人は変わらじと
非ざるものを願っては
何もないと喚いては
喚いては笑い
喜びは泣く
到底言葉にはし尽くせないこと
皆重々承知
している
世界は走る
君が死ねば
僕が生きる
君が死ねば
僕は泣くのか?
それもまだ
わからない
宇宙が見上げる
世界の終わり