2024-01-01から1年間の記事一覧

中野を見ると 思い出す あの子はきっと覚えていない あの店での出来事や 疾しい出来事 楽しかった出来事や 辛い出来事 何時迄も置物の侭 これからも私は居る

「自分変なんで」

とある本を読んでいたら 若い頃はこの言葉に救われ 年をとるにつれ使わなくなったのを思い出した 自分変なんで と自己紹介するのは なんだか変でありたいのか 周りに合わせられない自分のことを「変」と事前に周知させることで リスクヘッジを行っているよう…

春眠暁を覚えず

新しい人と出会うのは疲れる 多分皆だって疲れるんだと思う それにしても多分自分は 自信のなさ、自己肯定感の低さから あまりに新しい人と期待をして出会うのが疲れる 例えば仕事の面接 例えば女性とのデート 誰だって一生懸命頑張っている その分疲れるん…

10年後の君に

弱さに、人は向き合って強くなっていく それは、一人ではなかなかにタフで、吐きそうである 誰かが、同じ弱さを、共に克服しようとしてくれた時 世界はこんなにも美しく、辛かったのかと感動する 自分の弱さが、最後にどんな終わりを迎えさせてしまったとし…

過去は振り返ることしかできない。断片的な記憶と、感情がもたらす色眼鏡を通して。 過去を振り返ると、大事な局面で間違った選択をしてきたことを思い出す。また、努力を怠った自分や環境を呪いたくなる。 30になって、ようやく一人前。 あの人はもう大人だ…

浮浪者

昔から分かってはいたが 目を背けずにはいられなかった 自分には堕落の一路しか見えていなかった 恐らくは十五の夜、いや十八か十九か 多分自分には、本当にやりたいことなんか 堕落しかないのだと 最初から気付いている で、それがあまりにも 理性で培って…

良い考察

本人にはまあもう届かない方が良いと信じてここまで突き放せたから良いとして あとは自分にとっての清算の話だと思う たまーに良いタイミングで出てくる春眠は 今日もまた考察を与えた 夢の中で感じる快感と、大人になった今思うその冷静な解析 相手を好き、…

the melancholy of idiot

非言語の可能性 薔薇は赤色ではない 紫色 でもない 赤紫でも紅でも薄紅色でもピンクでもない あの輪郭を 尖った棘と花粉が伝搬される様子 水素のことも知らない ヘリウムもガスがすごい 薔薇なんて水素と同じとは 人間と水素と薔薇と 美しさと儚さと愛と死と…

何をやると自分は幸せなんだろうか と延々と悶々としながら考えた 居酒屋で、まっさんに話を聞くうちに 私の血に含まれている関西人としての矜持が溢れて 自分の祖父のことを思い出しながら、そしてまっさんが自分の父と2歳しか離れていないことに驚きを感じ…

世界に対峙する力 活躍 何もならないのに 今自分が見ている 隣近所の独身老人 本当は未来から来た自分なのではないか

接し方、優しさ

こんな話をしても 恋とか愛とか 色々ありました 結論 相手をちゃんと見ないのが自分の至らない部分なのでした 相手はちゃんと自分を見てくれていたけど いつも自分は自分のことしか考えていなかった まあ、この歳になればやっぱり計画通り 人を見る目が、つ…

感情のままに生きるのは恥だ、と言う 理性と言う名の計算機に成れる切符は全員分は無い 漫画を読むにしろ あの下品な漫画を理知的な親友に紹介してあげられるだろうか 中国史とかSFみたいな理性的な作品より ロードムービーやインディーズなエッセイの方が好…

優しさは虚像なのだろうか

優しさは虚像なのだろうか 人を思いやる心 大切な心象風景を 大切にするだけの人生を歩もうとすると どうしても目の眩む 大切なわけがないはず 消費と大量の文字が並ぶ電気の街が あれよあれよと 甘いお菓子なら つられて子供たちが手を伸ばす 大切なものは …

こだわりと諦念の間

完全なる余計なお世話だけれども もっとこだわりや完璧さ、執念や執着のようなものを持ったほうが良いんじゃないかと 周りにいる人々に時々思う 別に、相手にどうこうして欲しいなんて烏滸がましいと思っていますけど まして、自分がそんなにこだわりや完璧…

1人で沈殿することによって得られるものがある 何も得ないのだろうけど1人で獲得している 人と話さずにいると 笑顔がなくなって 皮肉家になり 批判が激しく 体に悪いことばかりが蔓延る 30年近く 長い間この問題に向き合っていて 治らないのだと 確信するの…

生物としての強さと 社会における強さは 全く正相関しない 生物の強さを 義務教育時代に自分の好きに世界をどれだけ操作させることができるか、という尺度で見て 社会の強さは お金の有無で考えてみて 必ずしも美男美女が 億万長者になれるかというと 存外経…