くそどうでもいい雑記

高校2年生くらいの頃に毎日パソコン入力コンクールなるものの和文B高校生の部で全国7位になったことがある。

5位以内に入ると全国大会というか決勝戦みたいなもんに出られて、そこで1位を取れば内閣総理大臣賞を、それ以下でも文部科学大臣賞とかが貰えた。

是が非でもとりあえず予選だけは勝たねばと思い、それなりに努力したが及ばず。落ち込みはしたが、賞状は届いて、大学受験が終わった後の大掃除でお母さんによって燃えるゴミとなった。

 

それはさておき、中学3年生の時に通っていた全く勉強していなかった塾、荻窪ラーメン二郎より東側にあるスクールネオという場所に、土曜だったか週一回タイピングの授業というのがあった。

 

お母さんが6歳の頃からKAWAIの音楽教室に通わせてくれていたので、指先の感覚とか神経系の発達が良かったんだろう、

 

塾で教材としてやっていたのはソフトで、特打ってのだった。

ゲームも大好きだったので、指先を動かして打てるのが楽しくなり、気付けば周りを大きく突き放すほど早くなった。

結果はひどく如実に出てしまい、英単語をキーボードを使って入力するゲームでは、多分300語とかそれくらいだったのか覚えていないが、他の学生たちが合計で13時間とかかかるのを、2時間とかでやり終えていた。

 

 

 

 

その当時は太鼓の達人も好きだった。

音楽に合わせて体を動かして、正確に叩くのが楽しかった。

高校一年の頃に、太鼓のオワタツジンというパクリPCゲームにハマり、東方projectとかの音楽をキーボードでドンカッと叩いていた。

タイピング速度もその傍でメキメキと早くなっていて、別に努力という努力はしていない自覚があったのに、1秒あたりの打鍵数が4key, 6key, 7key..とghost typingと呼ばれるソフトでも早くなっていった。

大事なのは、上手くいかなかったことが少なかったと記憶していることだ。

あとあんまり、努力している感覚もなかった。

苦しまなくても出来たから。

 

 

 

 

格闘技が好きだ。

体には自信なんか無いし、才能もない。

50m走も人より早く走れた覚えもないし、持久走も少し頑張ったけど高校一年の時の10kmマラソンは学年で45位だった。

サッカーを長くやっていたので、なのか、球技全般は割と楽しかったし、そこまで下手じゃなかった気がする。

なんか、上手いふりをするのだけは人一倍上手と言うか、とにかく周りの目を気にして生きてきた&カッコつけたがり(自意識過剰)故に、やったことのない競技でも、その辺の人よりかは「上手い」と該当の部活生に体育の授業で褒められる、くらい。

でも、野球部の後のキャプテンになるクラスメイトのイケメンは、高校一年生の体育の授業の剣道で、剣道部に引けを取らない「当て感」を披露し、現実の厳しさと言うか、才能を目の当たりにしたのをよく覚えている。

 

彼は剣道部の顧問をしていた体育の先生にも勧誘されていた。

のちに聞いた話によると、彼は中学軟式野球でも全国大会に出場し、小学校の頃には軽く柔道もやっていて、後者では当時から「自分は小さかったけど、相手の呼吸の裏をつくのはうまかったからデカいやつもよく投げてたわー(笑)剣道にもそういう間合いみたいなのがあって、そこは得意だったね」と言われ、oh.天才だあと思った。

 

彼が野球に本気で熱中したのなら、ドラフトとかに声掛かりそうだったのかなーって思う。

最後の試合は授業を抜けて(先生が確か公認してくれて)皆で見に行ったけど、三振してた。

なんかその姿を見て、あんまり勝ちたいとかそういうのだけで野球してなさそうにも見えた。とにかく楽しそうだった。

 

 

話を戻そう。自分はタイピング的な右脳感性もある一方、血の気もそこそこある。

なので格闘技は性格的にぴったりだった。

 

今も疲れたらとりあえずシャドーボクシングをすると心が穏やかになる。

でも、才能はなかった。

タイピングのように、週に1回しか練習しなくても、月に1回キーボードに触れるだけでも、全国7位を取れるほど、才能はない。

 

週5回練習して、死に物狂いで出場した最初のキックボクシングの試合は、普通に負けて、今まで生きてきて味わったことのないレベルの挫折というか、努力を結果に裏切られた経験がなかったので、「根拠のない自信」を裏切られる経験をした。

まあ、今思うとやっぱり皆が言う通り、辛かったけど、今の自分はそれ故にあるのだけど。

 

まずタイピングならこうはならなかった。

頑張れば頑張るほど結果は出るし、勉強もそんな感じ。

 

 

格闘技、別に才能ないよ。

体格?小さいよ。見た目?可愛いよ。

 

でも、好きだよ。

 

タイピングはもうやっていない。

昔はrealforce106をヤフオクかなんかで中古で買って、タイピング界のストラディバリウスやいうて、めちゃくちゃ練習した。

大学ではタイピングの先生もやった。キーボードの打ち方で、その人の性格が見抜けて面白かった。

 

 

格闘技は、4年やったけど、プロにすらなれてない。それって当たり前らしい。

でも、知っている。才能のあるやつは1年でMMAやキックボクシングプロになれること。(なんとなくボクシングのC級?プロは3ヶ月で取れるとか昔テレビで聞いた記憶のあるせいで、簡単なイメージがあるので、そこには含められない)

その裏にはもちろん若い頃の積み重ねもあって、才能もあって、なにより努力が大切ってことも。

 

 

多分、インドア。