人と分かりあうことは不可能
その上で誰彼の関係性が良さそうに見える
というのは
お互いに利害が一致している状態だからである
人は皆無意識で意思決定している
この顔は気に入らない
この異性はかっこいい
将来の自分のために都合がいい
そういった私欲を達成するために
体を売るし、化粧をし、筋トレをし、
勉強をし、お金を稼ぎ、etc.
大体のことは無意識が促す自己実現のため
無意識の内訳は人それぞれ
という訳で、理論的には
人は皆自分にとっての利だけを追い求めているはずなのだが
現実はどうだろう
自分の利が分からない人=強い意思もなく呼吸と習慣動作を繰り返す人
は結構いる気がする
そもそも、自分の利=無意識とはなんなのか
子供を作る、そのために異性を獲得する
はたまたこの世の真理を探求する
かもしれない
人によって違う
難しいのは
日本に生まれた子供はかなりの確率で生存の安全が保障されており、選択の自由があるため
割と皆無意識の欲求を実現しやすい
でも少し歳をとって社会にぶち当たると
当惑するようになる
それは周りの目を気にするから(それが自己生存リスクだと捉えている)だったり
能力不足で社会に認められないからなどの都合で
一見すると不都合に見える、が
例えば男は本来の性質上、1人の妻がいても他の女との間にたくさん子供を作りたいと思うだろう
それを実際にやっている人はいるけど、相当のリスクを背負っている
憧れる人には分からないリスク
でもそれを背負えている時点で
その人にはその適性がある
そんな具合に、無意識は必ずしも人間社会において(こと家族関係を離れると)容赦ない
良い意味で残酷で
正しい
成功者が頑張れと歌っても私の胸を打たないのは
そういう訳
自分は器じゃなかった
そう思って
でも生きて死んでく
何もカッコ良くも悪くもない話で
それが自然なのだから
昔は可能性を信じれば必ずうまくいったが
年々それは難しくなってきた
そもそも可能性感覚すら昔ほど夢想してない
でもまあ諦めたりはしないでいよう
それが生きることだと思うから。
小さくまとまって幸せになることだけは辞めたい
最後まで戦って華々しく汚く醜く足掻いて格好良く潔く死にたい