楽しかった思い出を、なかったことにするのが辛い

好きなのに離れるのが悲しい

離れるのは2人で問題を乗り越えられないから

2人が手を組み、頑張ろうとなればきっとこんな世界線はなかった

頑張るの方法がなかった

表面的には上手くいった

楽しかった

だがお互いに根本が抜けた

極端に主観的に言えば自分が足りなかった

ダメだった

受け止める器が足りなかっただけ。

何もしてあげられずにただ好きと言う理由で拘束した

それが相手に対して良いことと思えなかったのは

自分、自尊心の問題と、相手との関係性による

つまるところ愛を感じられずに

愛してるとか言って1人枯渇していたのだと思う

愛されたいと思うのは愛されている確認が取れず不安だからである

不安はでも相手を信用しない自分にも問題はある

(本当はでも愛して欲しかった、と血の繋がらない関係にありえない期待をする子供だから上手くいかないのだ)

結論お互いに努力することで均衡を保てなかったのである

たったそれだけ

 

スガシカオの曲を聴くとしがすかおと読み間違えて笑った日々

ヨコハマや浅草で車を借りて三日月を聞いてもんじゃ焼きを食べて

思い出が止まらない

止まらない思い出を化石にして別の方向に行きたくないから

いつまでも足掻こうとしたけど先を越されたというかまあ、それなりの悪さをした自覚もあって

仕方ないのだろうなと割り切ろうといつまでも夢に向き合う君のことを

もはや俺のことなど完全に忘れ去るか嫌いなものとして侮蔑を欲する

変に俺の感傷に浸らないで欲しい

それなりに君を傷付けた

自分も傷付いた

終わり?

あ、終わりなんだ、という

 

居酒屋で女々しい男たちの元カノが忘れられない話を聞くたびに

女々しいな、浅はかだなと思っていながらも

まあわからんでもないよ、とどの口下げてんのかよくわからない独特な客観性を持って耐え忍ぶ毎日が

よく名前の似た人と長年付き合って別れて新しい恋人とそれなりに幸せになって結婚式を挙げる友人もいる

まあ俺には関係のない

愛とは

多分今後二度と起きない

青春の一ページ

あの時の君と僕が大切だったのは

人生だった

 

今も君も僕も生きている

それなりに楽しんで笑って落ち込んで泣いて苦しくなってでも立ち上がって

やり方は違ってもそれなりの生き方が在る

 

それでも仕方ない

良かった、とは思わない

何かあったら手を差し伸べる

幸せになってほしい

自分は幸せにならない

相手がいない笑