露骨な差別

この世界は私がみる限り差別しかない

芸能人の友人がいるから

よくわかる

 

芸能人全員に当てはまるのかは統計的に標本数が足りないので有意差を検証出来ないけれど

 

彼女が特別なのは言うまでもなかった

彼女は10代の頃から特別だった

周りから浮き出ていて

自分のやりたい事が全てできているように見えた

 

体躯の大きさや、美貌の逞しさ

性格の鼻曲がり具合など

全てが特徴的だった

 

それは決して本人が望むかに限らず

たまたまその人がそういう人であったに過ぎない

 

10代でまだ芸能界に入る前だった彼女は

まあ既にそんな感じで世界私のため

といった生き方を体現していて

 

嫉妬もあったりしたけども

その後にテレビに映るようになったのは

幾分不思議に思うことはなかった

 

しかし周りの反応はそうでもなかった

私は彼女との間柄が全く疎遠というわけでもなかったので(深かったかと言われるとそれもまた疑問ではあるが、浅くはないとは思う…)

 

周りの、あいつテレビに出てるすげー

みたいな

浅薄な反応が

いかに普段から他人に無関心なのかを物語っているようだった

 

 

こんな感じで

特に可愛くて性格の捻じ曲がった男心をくすぐるような性的魅力がある女子高生というのは

男子皆特別視してしまう

故に彼女に権限がある

この世界の動かし方について

 

 

そんな風で、彼女に限らず

いろんな芸能界の人を見ていると

無論のし上がっている人もたくさんいるが

 

生まれ持ったルックスやら性格やらという

東大に入るのとは難易度が桁違い、いや

次元が異なるレベルの

この世には明確な差別があった

 

 

学問には、差別が少ない、

というか、差別を嫌う

 

学問は、次元が低い人間たちのための言い訳である

普通の人間が、特別ぶる(それでも遺伝子的には不可能なんだが)ための

淡くて浅はかで

勘違いしやすいシステム

 

そんなふうに17の頃から思っているので

当然

 

私はまあ差別されたかったという話だ

彼女にもそれを言ってしまったのを

思い出す

 

そして

目指す云々の話ではないことを自覚していることの虚しさも

よく理解している

 

現実を踏まえてたたかうのが

普通の人間のやり方

 

私は特別で"居続けたかった"