東京

東京駅を歩くとイライラする

蟻が自分の蟻であることを自覚しないのは、自分を含め蟻を客観視しないからで

人が自分を人であると認識しないのは、社会から構造を捉えないからで

これが本当単純に感覚としてわかる人がそうでないし、わからない人がそうである

 

アートだ芸術が云々言った少女も色々を諦め、ゴリゴリの現実主義者になる

スーツを着た大人は見てくれの良さの反面、欲望に塗れていたりする

その欲望がどこから発露したのかも分からずに。

 

それが正しいと人工的なその場においては男も女も認めている

 

狡賢い大人の誕生の気配が臭い

無論、深く関わらなければ

地方に引っ越すとか格闘技始めたりとか、大人な彼らにはない

 

個性的な側面ではなく、社会的な側面

単純な欲望を満たしてやると奴らは喜ぶので

(例えば年収が1000万円になれば可愛い女の子と遊ぶステータスになる、のような。例えば30歳までに結婚できない女は女ではない、のような。)

水をやると育つ植物みたいで単純で可愛い

 

ただ、自分もそんな環境を何年か生き抜いたのでわかる

同じ土壌で育つことは無理〜

 

あそこには正しさなんか数十年前からもう何一つなくて

先代の志を失ったベンチャー企業の抜け殻が揺蕩っている

 

相変わらずたまに強制力で持って降り立たざるを得ない度に思う

くだらない、早く出ていきたい

 

周りにはなるべく迷惑をかけないように賢くあれ

人間とは機械であり怪物であり単細胞生命体なのだ

彼らは未来から来た怪物

 

それしかできないのなら仕方ないのかもしれないけど、隣にいて欲しいとは思わなかった

要するに能力値の問題だ。あとは育った環境

 

気づくと自分の方から身体が拒絶反応を起こしてくれていた