眠る行為は素を晒すこと

素が嫌なら眠れない

いくらあがいても結局行き着く先は決まってると何年も前から理解した

くだらない他人の悦楽情緒に時間を費やすのは賭博に夢中になる現実逃避と良く似る

それならいっそ堕ちる所まで堕ちてみようか

彼らが精一杯上から満足げに笑みを浮かべるまで地獄の底で幸せを噛み締めてみよう

例えばいくら一生懸命に頑張ったとしてその結果は自分のcaptivateを上回らない

幸せな奴は幸せ

不幸せな奴は不幸せ

そうやって現実に向き合うことこそが人間

余計な散策幸せから不幸

不幸から幸せへの模索は自慰行為だと

涙を流させたい女や

人を振り回したい男や

世の中の願望にだけ価値を置いた

この世の中にうんざりしたから

いつまでも眠れずにいる

幸せとは掴み取るものだ

感じ取るものではなかったんだろうか

薬があれば大丈夫

そんな時間も終わった

現実を直視する睡眠の質の低下を相対的年々徐々に感じ

レムとノンレムの質も下がった

眠る前に酒を飲んだりタバコを吸ったり自慰行為に励んだり

人には皆言えない秘密がたくさんある

自分が何者だったかを忘れるために

自分がどういうものかを知らないために

知っても足掻いても変わらなそうなことに

きっとそんなことはなくて

頑張り疲れたきっかけに絶望する

朝が来ても元気

必要とされないなら空元気

必要とされる範囲で喜び

感性を磨くことで精一杯

どこへ行っても自分からは逃げられない

名前のない自分も自分

名前があろうがなかろうが

自分は自分

変えられない

真面目な毎日が夜を壊して征く

どんなに頑張ったところで

導かれる結果は同じこと

何からも期待をしないと言うのは

絶世の美である