生まれは広島
育ちは東京
このことに違和感を覚えること自我が芽生えてからはや20何年もの間ずっと
自分には居場所がないと嘆いた
土地にはそこにいる人から伝わるエネルギーがある
東京には冷たい、強さがある
広島は土着的な賢さ?みたいな軟弱なものがある
きっと広島にいたら東京で働く普通の人のリーダーシップ、多大に影響を及ぼす大きな力になるんだと思われる
たかが1人の人間の弱さ、これほど自分らしくいられるのに違和感を感じるのは
自分が冷たいから
冷たいのは自分なのではなく土地であるから
土地が人の集まりを、文化を象っていく
自分にとって
東京で生まれ、東京で死ぬことができる人は凄い
逞しいなあと思う
割り切りや客観性が強くて、自我がはっきりとして
きっと地方の弱さなんか知らないで良いのだと思う
たまに観光にでも東京の者同士で行って
楽しませてもらうのがお奉行
私のアイデンティティはたったの二年と毎年の帰省だけでも広島で
広島が帰りにはちょうど良い
東京の高円寺に
帰る場所は無くて
泊まる場所がある
20数年の出張はもうすぐ終わりを迎えようとする
宮崎に行く