彼女が好きな曲
昔見たJamiroquai風の音楽のPV
なんかありきたりと思って
じゃあアレンジしてと言われ
自分の好きなありきたり風にアレンジをしてみたら
見知らぬ2人は相変わらず信頼のない顔つきで見て
彼女はその2人の知り合いだからと
3対1の嘲笑
じゃあお前が弾け
そういうと彼女は曲を歌いながらひく
2人がすごく気持ちよさそうにみる
退避的に
お前何してるの?俺はお前のアレンジが聞きたいって言ってる
何引いてるの?バカじゃないの?
2人がまたいやそうにこちらを見ている
彼女には反応すらもない
じゃあなんか、お前はバカなことしかできないって
惨めな奴らなんだなって全くもってして
苦しいわ、きい呆れると
そんな顔をするのは信頼してないからって感じだな
右側の男が含み笑いをしながら
何マジになってるかわからないけどさ、君
何がしたいわけ結局?
と言う
そうだな、好きなんだよな結局のところ彼女が
それなのに付き合ったのにうまくいかないってのはおかしいだろ?
2人の顔が理解になっていく
ようやくニュートラルな状態に少し動く
夢見心地が悪い
右耳から周期的に聞こえる耳障りな風の出入りが聞こえたせいで
私はようやく目が覚めて
この長い悪夢の中から取り残されずにいる