the melancholy of idiot

非言語の可能性

薔薇は赤色ではない

紫色

でもない

赤紫でも紅でも薄紅色でもピンクでもない

あの輪郭を

尖った棘と花粉が伝搬される様子

水素のことも知らない

ヘリウムもガスがすごい

薔薇なんて水素と同じとは

人間と水素と薔薇と

美しさと儚さと愛と死と詩を

 

流し流されるままでいい

揺蕩っていい

論理計算式にプログラミングにサイコロに人生ゲームではない

信じたくないものは信じない

信じたいものだけを求めたい

せっかくの生き方だ

信じたものだけを貫いていたい

そして、言い訳できないくらい説得力を持たせたい

それが、一番難しい

って分かっている

 

自己満足だけなら

まあそうはならないでしょ

 

もっとお前を見せてくれよ

 

いつかまたきみと星空を見たい

アホの憂鬱だよ