自分が欲しがっているもの

それは幼い頃から変わっていない

愛されたい

わかりたい

わかられたい

そんな

無形のもの

言葉では著しようのない感覚の

 

今では

それがどこか遠い国に落としたイヤホンの片割れのように

存在していてもどこか遠くに在って

 

きっと手に入らないんだろうという寂しさと

しかし、手に入れて見せる、という信念

その両方がある

 

夜と霧では人は信念を持つからこそ生きられると

希望という名の信念を

それを私も捨てはしない

 

たといこの身が滅ぼうとも

誰にもわかってもらえなくとも

足蹴にされようとも

笑われようとも

下に見られても

お前よりは頑張ってきた

お前よりは頑張ってきた

お前よりも頑張ってここに来た

お前たちに負けると思わない

俺が全てだ

全宇宙で

この世にあってないものなんて必ずしも

この壊れかけた存在に

眠りを