生まれてきたこと自体価値が無限にある
分かっていても分からないだらけではある
それでいてなんと家畜らしく死ねば死ぬほどに
美しいと鬱苦しいと重複する
己やら自我とやらを大切にしようとしてしまい
自然という調和の取れた物から心苦しくも離れていってきてしまったようだ
明らかに川の流れを流すことなく足りていない
多分そんな難しく考えなくとも良かった
難しさは人間の人智を超えた
自由とは合理と獰猛の狭間だと思う
獰猛さとは果敢に勇猛に立ち向かうこと
合理とは勝ち負け
腹が空けば、三大欲求に超過や減少さえなくては
わりかしに平均的な、穏やかさというのの自然を味わうこともできたが
それにしたって今回は、宵の月さえかなりに朧げに形をするお前は敵ではなかったのか
月が味方とは一体
そんな感じで空気というものの信用を私は少なからず残しているが
相変わらず現実というものはそこまで神経質に研ぎ澄まされていないから
私にとっての大切な空間というものは、いとも簡単に大切な人に壊されるのだろう
そして他人すら大切にすることが余りに長大な行き過ぎた超過欲望であることが私にとって受け入れ難いことであることも、私にはわかる
そういう。自然とはかけ離れていることの不自然さとか調和の取れなさとかそういう
幸せって言葉には現れないっていうそれくらいの当然の話っていう
まっとうに生きていることすらが今となっては美しいようだ。
自然とは価値の宝庫で、争いによって生殺与奪していかれてしまうらしいが
余りにそれは醜く、私は少し心が痛む。そういう苦しみを分かってくれ皆