今の気持ちに終止符をするならそう聞くのが正しそうだ
感性の先に答えは無いか
情緒の先に未来は無いのか
感じたことは人に伝わらないのならそこまでなのか
そういった疑問符が私の中で現れては消えを繰り返す
最近、という言葉も嫌いで何かを成し遂げなければならない落ち着きも無く
ただ一方で着実に思考を停止させていること
それでいてそのことが人間的には是であるように思えること
意思決定には素敵な感性を齎す
流されに流されて美しさを感じることも
自分なりに手にしたと思うことも(実存しない虚実なのだが)信じることだけなのかというと首も傾げるのだが
信じる力には到底頼りっこがない
なぜならリスクをとるということは本来動物としてあってはならない
自分に取れそうなリスクを背負うのと
ロマンスに憧れて死ぬのとどちらかだ
それは人はロマン(生まれる瞬間までのことを)を愛するものだと思うからそれはきっと尊くて
誰かが偉そげに傷つけることも(しちゃいけないとは言わないけれど)所詮他人の4文字に落ち着くのである
それは人が孤立した生き物だからこそ
繋がりに愛を感じ求めるように。
疲れてるけどもう少し。疲れの先に見えるものが知りたい
今私は新しい家を探す
探すということは時に感性を研ぎ澄ますこと
神保町、九段下、神田にはじまり
白金高輪、四ツ谷、市ヶ谷、飯田橋、神楽坂、白金台の順に見てきたが
しっくりきたのは白金台だった
結局のところこれってラグランジュ先生による制約付きの最大効用化問題でしかなく
目黒と東京の間に好きな場所をみつけよという簡単なはずの作業だ
この選択肢から漏れているもの。見たかったけど見れなかったもの、ほんとうはここがベストだが制約に満たされないことは
武蔵小山、田町、五反田、浅草で、機会損失だ
機会損失に思えるのは認識できてしまったからでもある
私は人情の街が好きだ
白金台が好きとかいうと何行ってんだと思われるが庶民感覚のある白金台は好きである
人の香りがするもの、というのは自然と共生している
もっと言おう
ひとを優先しない生き方をしている
つまりその世界には優劣もなく、上下左右があるのみ、ただありのままの人間が自由にくらす世界というようなもんだ
そうした自由な環境にいる時にこそ私は一番の幸福を感じる
その世界には欲望が発端となる戦いもなく(なぜなら殆どの個人間の諍いは感情の軋轢で、国と国の間の戦争は経済合理性だけだ)
許しあえるのならそれは結構
許し合うためには徹底した排斥主義、拝金主義が必要
つまり、まあこと資本主義社会においては、
資本を手にした人間にこそ適切な環境が与えられるべきであって
付き従うのは至極真っ当なこと。出来ない人も、やりたくない人も、出来る人も、共存するがやりたいことをレールから外れてやるのは基本不可能、だったら諦めればいいじゃん
と思ったが人にはそう単純な構造は用意されていないらしく
私にとっての最高な環境というのは
私が社会の構造の最適解を与えるだけでは成り立たず
自ずと変化を生み、さらに言えば人間の終焉を迎える所まで視座をあげることでしかなし得ない
努力した人間が勝つのは変わらない事実だから
余談、
人に与えられる選択肢はシンプルで
1.認識したから、全てが納得いくまで全うする(bestな選択だ)
2.ある程度の諦念を(あるいは忘却で)持ってして納得する(betterな解釈だ)
どちらが正しいかと言えばきっと人は1を目指す
特に衣食足るを知る、つまり日常生活の全てを全う出来る自信のあるものには、だ
ある程度ハンディキャップを持つ人間なら2のbetterへと流れて行くだろう
まあ強いて言えばこれは家の選択に限らずあらゆる人生にも言える
bestな選択を常に求めるには徹底した努力がいる
徹底した努力とは自分のマシンスキルを把握したうえでそれを最大限活用することである
人間というのは怠惰な生き物なので
1つでも努力を怠らずに継続的に、習慣化させることで自己存在を証明する
というのはきわめて、今の日本は特に?希少だ
あらゆることができて当たり前のことで成り立つ世の中でも怠惰な人間は当たり前を出来ない
当たり前とは何か
ここに出る言葉は自分なりの価値観だろうと思う
相手にお辞儀をすること
食事に感謝をすること(ただし私は正しいと思う行為にしか感謝しない)
たぶん出来てるのはこれくらいだろう