男の人がいる
若くて才覚があった
絵を描いてもピアノを弾いても文字を書いても運動以外なんでもこなせた
喜びのうちになんとなく万能と思う
と行く場所が増えると才覚の多さに気付いている
絵を究める人もいたピアノが生きがいの人がいる
文字を食うために書く者も運動以外ならなんでもポテンシャルがあった
自分はこのくらいという自覚
消化不良によるショートショートもあり
己の限界がわかりはやいうちに不可能に
気づいたのは誰のために依存してやるかを決めるための釈明とか
親になればもっと
閉ざされるんだろう可能性
そういうふうに私が出来上がるのだろ?