東京物語を好いて瀬戸内海にはまり
合っている確信を得た
20歳になりたての初めての異性交遊を始めた頃の話
高円寺でたまたま見せられた映画
自分に意志薄弱で人に与えられた機会を活かしてこなかった
から
当時の安息の感触が変わらず残って
彼女はたまたま
好きになっただけの私を大切に他人の扱いを譲った
何処かへ行ってしまいたいという気持ちが
どうにもならないこと
どうにもならないこと
諦めとか才能は勘違いとたまたまだとしてもそういう形だ
あの時流れてた穏やかな心と快感が今も自分を枯渇、渇望させていたこと
大切だと思ったら守りたくなるもの呑気に過ごす時間のこと誰かを守ること
無理の意味なんか必要ない
必要が無理に勝る
必要かなくなった
どうしたい?
御園台
生まれ育った所
本来あるべき場所
20年違和感だったのがようやく打ち解け合い
感性を邪魔してたって気づく
誰かに迷惑
かけてでも自分の居場所を守る
のか