様々な人間

この世には多種多様な人間がいる

同じ土壌で育つのだから精神状態は同じだ

愛に飢える仕組みも

欲に塗れる仕組みも

社会構造に飲まれる仕組みも

自由になる仕組みも

人が自然を超越して新たな仕組みを構築させようとこうして時間経過する

話したかったことは

愛について。

個人的には、社会構造なんとかいうものは

あまりにシンプルで考えればわかること

無意味なものだった

愛の方が余程自分の人生を実らせそう

愛ってなんだろうか

エーリッヒフロムの本をようやく手にして

そのきっかけは今更遅いのかもしれない

今更の話ではある。人生そんなことばかりだ

 

そんなことよりも

仕事ばかりしているとバカになるというのは

そういうことで

幸せになるために器用に仕事を使い回せるのであれば仕事をしたらいいのだが

生憎自分のような欠陥品にはそう上手くいくこともなくて

改めて23年間の欠損振りを痛々しく思い返していた

例えば幼稚園の頃

皆が昼休み眠っている時にいたずらをしていたことなんて、その実を言わないからこそまだ書けるものの

人間として終わっていた

シンプルに、犯罪

小学校に入ってからも

あまり怒る大人がいないから

割と悪い子だった

誰も助けてはくれないのだ

本当なら親が叱るべきなのに

 

 

 

 

 

 

まあそういったしつけのなってない環境で育ってしまったから

クリエイティビティを養うとか

熟考するとか

何かをやりたいことを貫こうとか

そういった考えを持てずにいた。

つらい。

過去は清算仕様がないから

今を振り向いて頑張れと

なんやかんややってきたものの

やはり、埋め合わせが利かないらしい

 

今の社会になんとなく適応できるものの

それが精一杯だ

幸せについて考える余裕なんかない

そんな時間の使い方が一番不毛で

幸せそうに振る舞うのが一番悲しい

ベンチャー企業にいた頃の方が

金はなくて辛かったし、辞めて正解だとは思うけど

それにしても魅力的に生きている人

様々な人間が居た

 

自分の人生を

面白おかしく塗りつぶしたいと言っていた人

彼女と別れても性的には満たされていた

仕事で叱咤されるのが辛かったし

報われる人とそうでない人

自分も報われないから流石に。。

社会一般に考えて優秀な部類なのに

そんな人の悲しみもうまく寄り添えなかった

今ようやくわかる

人の気持ちになること

一筋縄にはいかないのだと

 

小学校5年生くらいのころ

嫌なことがあって嫌な相手の靴を隠して帰ったことがある

そりゃあ嫌われて仕方ないのだけれど

誰にも教えられなかったせいでそれが悪いことだとは思わなかった

自分が満たされれば良いのだ。この世は

そんな気軽さがたち悪かった

 

小学校6年生の頃

障害を持った同級生を

休み時間に悪い知人と突いて遊んでた

遊んでた、なんて表現が最低で本来すべきことは正義感を養うことで

今思ってもそれは自分以外の何者でもないし覆しようもなく自分なんだと思ってしまう

そんなことだから今も

自分のことが好きにはなれないのだ。

誰かのために、誰かのためを、誰かを愛して

そんなことばかり考えては苦悶してる

好きな人は沢山できた

でも、もっと愛せる気がした

愛するというのは大切にするということ

彼女の孤独を満たせてあげられること

そんな存在にもならない自分に対して

憤慨と、無力さと、ニヒリズムが渦巻いては笑ってしまう

そうなのだ

これはつまらないお伽話なんだ

誰かが聞いたり見たり読んだりしてる訳じゃない

だからそう、こんなもの捨ててしまえば良いのだ

誰かを憎んで何かになるなんて

そんな甘いことも考えたくないから

そんなことで大切なもの手放したくもないし。

醜いアヒルの子よ

それでも精一杯生きるのか

醜い気持ちも全部清濁併せ呑んで

愛せるのか

汝隣人を愛せずにいて母親や彼女を

幸せにすることができるのであろうか

親不孝者にはなりたくないのだ…

どうしてこんなに醜い

 

自分の不甲斐なさに不甲斐なく感じている時が最も人として憐れで惨めで目も合わせられない

 

状況を俯瞰していても状況は変わらないのである

戦況はただ個人の決定にのみ左右される

誰かを頼るのでもなく

誰かを大切にしたい

思いだけが

あなたを強くする

 

弱さにばかり目をやらないで

そんなことも言ってあげないで

たまには自分を褒めてあげて

 

時として人を傷つけたり

23歳にもなってそんなことをして

悲しい

 

 

とある映画を見て

とある異性と過ごして

フロムの愛の書物を10pほど目を通してこの思考を巡らせて

掛け合わせによってここに至る

2017/10/30こんな時間はもうやだなぁ