中間層のいない会社は闇

自分のことに加え周りの知人を思い書く

 

中間層のいない会社はやばい

 

中間層がいないとはどういうことかというと

20代前半の若手(新卒〜新卒3年目以下)と30代以降(マネージャーとかになるはずの世代)しかいないチーム構成のこと

つまり20代後半の中間層(新卒3年目以降〜新卒7年目くらい)がいないこと

 

何がやばいかっていうと

20代前半と30代以降には必ずジェネレーションギャップとかあること

つまり、コミュニケーションロスが発生してるってこと

 

それが起因して、20代は鬱屈と不満を垂れ流す先に迷走するし

30代以降の人は、若者の気持ちを汲み取ることに(ひいてはマネジメントに)苦労する

 

悪い例としては

30代以降の人が、そんな状況に問題意識を感じることなく

自分が20代の頃に培った経験を生かして(正しいとやみくもに信じ込んで)

20代前半のスポンジみたいな若者に自分のやり方を押し付けることだ

 

新卒になって"しわ寄せ"という言葉を知ったが

これはまさにIT企業の若者あるあるな状況なんじゃないか、とも思った

 

つまり30代以降の人がマネジメントについて苦心することがないまま

時代にそぐわないやり方を続けることによって

20代前半の人は鬱屈とするのだ

 

さらにマネジメント層からすれば

経営層からコストカットだとかワークライフバランスだの言われて

現場職員の働きすぎを見直さないと査定に響いたりとかするから

どうしたらいいのって感じで思考停止

 

若手としては、そんな会社の状況を打破するべくエネルギーを消費して

問題提起を行うべきなのだが、そんな体力はどこから出てくるのだろうか

シニアとしては、何考えてるかよくわからないミレニアル世代に対して

真摯に向き合うべきなのだが、そんなやる気はどこから出てくるのだろうか

 

若手はエネルギーの浪費に疲れ

シニアはストレスの蓄積に疲れる

 

そんな悪循環が一番闇

 

 

会社によっては

ガチで優秀な40代とかの執行役員クラスの人たちが

死ぬ気で頑張って、若手とランチとか行って、「〇〇、最近どうなん?」

とかコミュニケーションを頑張ってるという話を聞く

 

まあまあこういう状況に対して最善策としてそう考えるのはわかるけど

シニアに対するしわ寄せも過ぎないだろうか、、

 

余談:日本のよくないのはこういう、会社は家族的な発想があるからだと思うが(それはまた別の記事で書く)つまり自分の"領分はここで、役割はこれだから、それ以外のところは我関せず。他の人が領分として頑張れよ"の外資的な発想がないこと。新卒採用とかその良い例。

 

逆に中間層の仕事といえば

まさにこのインタープリター(interpreter)になることであって

すでにある程度努力して実績も積み上がったところで

さて若手のマネジメントを行い、上と交渉して働きやすい環境を作るのが仕事なのだが

果たしてそれだけの若手がどれほどいるだろうか

なんか、自分の周りを見ていて思うのは

そういった中間層の人は、企業していたり、ベンチャー企業で未だ自己研鑽のために働いていたりと、大企業では人員不足間が否めない気がしている

 

大企業からしたら、こういった中間層の人材を確保することは最優先事項であるべきで、なおかつ、彼らに現場レベルの仕事をやらせるのはさっさと終えて、より上流の仕事に集中させるのが、このIT業界という最も変化の早い中では、最善の循環である

 

とか書いてみると歴史のどっかにすでに記載済みの内容だなと思ったが、まあでも現代の言葉遣いで書くことと、誰かしらの目につくことは有害ではあれど誰かにとって有益ではあるかなと思い書く